召喚バトルの秘技的存在、様々な可能性を秘めたドラゴンブレイクことドラブレ。
戦法や状況によって求められるドラゴンは様々なため、このドラゴンが絶対にいい!ということはないものの、どういったドラゴンブレイクが好まれやすいか。という点から解説してみる。
また、基礎知識として、上限値や下限値の概念についても触れてみたので、参考にして欲しい。
ドラゴンブレイクは、大きく分けて以下のように分かれている。
・味方の能力を上昇させる
・敵の能力を減少させる
・敵にダメージを与える
・一定時間、補助効果が発動
このうち、能力の上昇、減少は、ただ今の能力を変動させるものと、上限値ごと変動させるものがある。
召喚バトルをやり始めてすぐの頃は、あまり意識することは無いかと思うが、召喚バトルの能力上昇にはある決まりがある。
元々、能力値には上限(下限)が設けられていて、応援を含む、能力の増減効果はこの上限値付近では効果がかなり薄くなるのだ。
▲上限値(赤)に近づくと補正がかかるようになっている
この上限値を高めたり、下げたりすることで、能力値を更に増減させ、応援効果も機能しやすくすることができる。
▲上限が追加(黄)されたことで、応援効果も機能しやすくなる
ちなみに、上限値は基本的に青天井。
そのため、上昇値の上昇を伴うドラブレの場合、状況に関わらず常に期待の効果を出す事ができる。
とはいえ、ゲームに限らずシステム上で扱う事ができる数値には限界があるため、そういう意味では無限というわけではないだろうが、意識するようなレベルでは無いと思われるため、基本的にはその認識で問題ない。
また、下限値についてはマイナスにはならないものの、本来のステータス以下まで下げる事ができるようだ。
上限値が上がっていればいるほど、上限値減少は強くかかる仕組みのようで、一般的に下げドラと言われるドラゴンが後半に使われるのはそういった傾向があるため。
逆に言えば、あまり上がってない開幕等の段階では効果がやや薄くなりがちなので、相手のドラゴンブレイクの発動状況を見て判断することが重要。
例えば同じように全能力(HP以外を指す)を対象に能力を増減させるものの場合、
このカラドリウスには上限値が上がる効果は無いため、上限付近に既に達している場合には発動時の恩恵が薄くなってしまうが、
ガルグイユなどのように、上限値も含めて能力を上昇させる事ができるドラゴンブレイクの場合、能力上昇と同時に上限もアップするため、発動時の上昇値が無駄になることがない。
能力を減少させるドラゴンブレイクについても同様に、上限値ごと下げる効果があるものが好まれて使用される傾向がある。
これは、一時的に能力を下げる事ができても、応援等の効果により元に戻ってしまえば同じだが、上限を下げている場合は元通りに戻すことができなくなるため、結果的に戦力そのものをダウンできるという点が重要となる。
能力を増減させる効果があるドラゴンを獲得した場合は、こういった点に注意して見てみよう。
上昇効果の対象
例えば、トウテツ等は気絶状態の場合でも恩恵を受ける事ができる。
生存状態の場合は、より効果が上昇するものの、万一敵の妨害により気絶状態になっても、効果自体は受けることができるため、こういったリカバリーも用意されているドラゴンは扱いやすい部類に入る。
現在のぼくドラの召喚バトルは、魔法連舞など魔法有利のルール期間以外は基本的に物理が重視される傾向にある。
そのため、いわゆる上げドラ。下げドラもそれに合わせ、物理が関係するステータスを対象とするものが選択される事が多い。
例えばこのウリディンムなどは、このポイントである物理攻撃、更に前述の気絶時に対するリカバリーも含まれており、優秀と言える。
全能力が満遍なく上がるものよりも、こうして一部の能力に絞られているものの方が、上昇値自体は大きくなる(ドラブレそのものの効果自体の大小は別として)ものの、全能力上昇は総戦力を上げる意味で強力であることに変わりは無い。
ダメージを少しでも稼ぎたい時は、物理特化。安定を取るなら全能力。等のように使い分けられるのがベスト。
例えば、優秀なドラゴンブレイクをセットしているのに中々使われる事がない。という状況に陥っている場合、他のギルドメンバーと重複しているドラゴンブレイクである可能性がある。
上限値上昇のドラゴン等、1回のバトル内で2~3回使われる事のあるドラゴンであれば少し位の重複は問題ないが、効果時間がセットになるようなドラゴンの場合は話が別。
アポカリプスの場合、上限値上昇を持つ上げドラの部類になるものの、追加効果として一定時間敵の応援コンボを妨害する効果がある。
延長を含めても31分という限られた召喚バトルの中では、少しでも多くのドラゴンブレイクを発動しておきたいため、継続効果を持つドラゴンブレイクの場合、大きな効果が見込めるもの以外は連発される傾向はあまり無い。
コアトリクエのような、いわゆるラスドラとして採用される事が多いドラゴン等の場合も同様。
特に後者が大きいものの、両方に共通して言えることとして、ドラゴンブレイクは応援や攻撃等と同様、使用者の総戦力によって効果が大きく変動してくることもあり、こういったドラゴン達は、同じドラゴンブレイクを持っていたとしても、ギルドの中で総戦力がより高いプレイヤーが持つ方のドラゴンが採用されやすい。
前項でドラゴンブレイクは応援や攻撃等と同様、使用者の総戦力によって効果が大きく変動してくると記載したものの、その中に属さないものもあり、以下のような効果があるドラゴンブレイクは、総戦力に限らず効果が固定となっている。
・HP最大値の増減(霊亀、キュウキ等)
・消費AP軽減/半減(フェニックス、アプス等)
・攻撃ダメージ上昇/軽減(コアトリクエ、ジルニトラ、イージス等)
※上記3体の能力増加効果については総戦力依存
・特性発動率増加(ヴァルハラ等)
つまり、総戦力の低い初心者が使っても即戦力となれるものなので、もし獲得できた場合は優先してセットしておくと良い。
とりあえず、何をセットしていいかが解らない!という場合、最近始めたユーザーであれば、チュートリアルでプレゼントされるアルナが上限値上昇で気絶時のリカバリーもあって扱いやすいため、まずはセットしておくといい。
その他のところでは、
・上限値を増減できる
・HP最大値を増減できる
この2点のどちらかが押さえられているものから初めてみるのが無難だろう。
また、ガチャ限定ではあるものの、Rドラゴンの中でバジリスク、SRの中ではキュウキ辺りがそれなりに入手も容易で且つ扱いやすい。
特にキュウキは、HP最大値減少だけではなく、能力の減少もセットでついており、コスパ抜群の優秀な下げドラだ。
HP最大値を減少できるドラゴンは数が少なく、HPの上昇は生存率の向上に繋がるために戦力アップになるため、一定の活躍が見込めるドラゴンとなるだろう。